■小田急バス雑記帳■


三鷹の街にすっかり定着した「赤とんぼ」C101号車。後方はC8162号車
=三鷹駅南口で、2001年12月23日=

 2001年内、小田急バスの沿線で拾った話題です。

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★最新の雑記帳へ


*空港リムジン用車が夜行高速線に応援出動(12/29)

 ●読者からの情報●毎度お世話になっております、ねこさんからの情報です。年末年始の多客期に対応して、ニューブリーズ号(新宿→高知)の増発に成田空港リムジン用の1006号車(吉祥寺所属)が入りました。一般の観光車と違って便所付きの成田リムジン車は、今後も夜行増発での活躍が期待できそうです。

*教習車が全車引退(12/28)

 ●読者からの情報●毎度お世話になっております、ねこさんからの情報です。吉祥寺営業所で乗務員教習用に使われていた狛江営業所のD955号車が28日、他営業所の教習車とともに廃車されました。

*小田急線、受難の一日…生田から代行バス出動(12/17)

 17日早朝、川崎市多摩区の小田急線向ヶ丘遊園駅付近で、下り線のレールが割れる事故が発生しました。同線は朝のラッシュ時に向ヶ丘遊園−新百合ケ丘間で不通となり、生田営業所からバスが出て、同区間の代行を行いました。昼のTVニュースには、向ヶ丘遊園駅で超満員の乗客を乗せたE7118号車の映像が出ていました。
 また同日夜8時すぎには、成城学園前駅で人身事故が起きて約1時間電車が止まってしまい、東急(世田谷線を除く)・京王・JR各線に振り替え輸送が行われました。
 筆者は会社の行き帰りともこのトラブルに遭遇しました。朝は柿生駅から小田急バス柿24系統(調布駅南口行き)で下黒川に向かい、京王線・若葉台駅から新宿まで振り替え乗車。帰りは千代田線内から直通準急相模大野行きに乗ったまでは良かったが、代々木上原に出たとたんに事故で前途打ち切りとなって強制的に降車させられ、結局は超満員の田園都市線に振り替え。横浜市青葉区のたまプラーザ駅では柿生駅行きの東急バスに長い行列ができ、運転士さんが「(小田急線の事故は)朝の話でしょ? また止まってるの?」と驚いていました。

*追記(12/21)

 信頼すべき情報筋によると、この日の代行は最初、小田急バスの全営業所に応援要請が出ました。このため小田急沿線の各営業所はもとより、吉祥寺や武蔵境からも車が駆けつけましたが、間もなく中止指令があったため営業所に引き揚げたとのことです。また振り替え先の京王線もダイヤに遅れが出た関係で、調布市内の鶴川街道が踏切を挟んで猛烈な渋滞となり、深大寺入口から調布駅まで1時間を要したそうです。

*小学生の特権!冬休みは全線50円(12/16)

 冬休み期間中(12月26日から1月6日まで)、小学生の運賃が全路線(高速線、空港線、ムーバスを除く)で50円になります。長期休暇期間の小児運賃値下げは過去にも、町田営業所管内の一部路線で行われたことがあり、今回これが小田急バス全路線に拡大されました。今後も春休み、ゴールデンウイーク、夏休みに実施される予定です。

*干支シリーズカードは2頭の白馬(12/10)

 年末恒例、来年の干支(えと)シリーズ共通カード1000円券が発売されました。2002年は午(うま)年ということで、白馬の置物2頭をデザインしています。各営業所・案内所直販分は枚数限定で台紙が付きます。

*吉祥寺のSクルーザー、2台そろって湾岸を快走(12/8)

 吉祥寺営業所だけに配置されているスーパークルーザー、2562号車と2563号車(いすゞU-LV771R)がこの日、2台そろって貸し切り運用に入っていました。日本最大のマッキントッシュ向けソフト開発者コミュニティーであるMOSAの研修会で、新宿オペラシティを16時半ごろ出発、宵闇迫る首都高湾岸線を経由して湘南国際村センター(神奈川県葉山町)まで。到着間際、国際村センター正面の入り口が分からず丘の上を一周するハプニングがあったものの、首都高の流れは順調で概ね予定通りの行路でした。
 9日の復路もこの2台が使用され、東京駅直行便と逗子駅経由新横浜駅行きで運転されました。

*12/11追記

 Macintosh関連の総合ニュースサイト「MacWIRE Online」に掲載された、大谷和利さん執筆の記事「一度に1人ずつの革命:iPod II の登場 (笑) 」で、小田急バス私設ファンクラブを紹介していただきました。MOSAの湘南ミーティングで偶然にも小田急の観光バスに出会い、持参の愛機iBookを宿のモジュラーにつないで、速攻サイトを更新した私の姿が活写されています(笑)。

*C952号車も「おめでとう雅子さま」(12/2)

 武蔵境営業所のC952号車(いすゞP-LV314L)が2日、運転席側前面に日章旗を取り付けているのを確認しました。小田急バスでは通常、国民の祝日に旗を掲揚して運用されますが、通常の日曜日に掲げられるのは極めて異例。前日の1日、皇太子妃雅子さまが女子を出産され全国的な祝賀ムードが広がっている折、特別に付けたものと思われます。
 (追記)この日、川崎市営バス(鷲ヶ峰営業所)の一部車両も日の丸付きでした。また、愛子さまと命名された7日には東急バス目黒営業所のエアロスターにも旗を掲げた姿が見られました。

*今冬のよみうりCC特送に「B」社番なし(12/1)

 稲城市のよみうりカントリークラブで行われたゴルフ日本シリーズJTカップで、恒例の小田急バスによるギャラリー送迎バスが新百合ケ丘・稲城両駅から運行されました。生田・町田の車両を中心に、A5128(吉祥寺)、C9002(武蔵境)、D5127(狛江)の各車が応援に入りましたが、若林(B)の車両は来ていません。ご存じの通り若林の一般路線はすべて小田急シティバス世田谷営業所への運行委託が完了しており、シティバス運転士のやり繰りがつかなかったようだと、現場の運転士さんは話していました。

*ムーバス乗客500万人突破の記念式典開催(11/25)

 武蔵野市のコミュニティバス「ムーバス」が11月8日、乗客数延べ500万人突破を実現しました。これを記念して11月25日、「ムーバス500万人達成”ありがとう”セレモニー」が、武蔵境駅南口0番停留所で午前10時から行われました。同11時からは関東バスの吉祥寺循環線・吉祥寺駅北口0番停留所でも同様の式典が実施されました。
 武蔵境の式典は土屋正忠武蔵野市長、岩崎達男小田急バス社長ほかの皆さんが出席。500万人突破の日を言い当てたクイズ当選者への授賞式をした後、ムーバスに乗って駅に着いたお客さんにシクラメンの小鉢をプレゼントする計画でした。しかし予定の時間にムーバスが到着せず、吉祥寺の式典時間も迫っていたため、小鉢は結局その辺にいた子供たちに適当に配ってお開きとなりました。

*三鷹台折り返し場にエアロミディ登場(11/17)

 ●読者からの情報●毎度お世話になっております、ねこさんからの情報です。井の頭線三鷹台駅前のみたかシティバス専用折り返し場にこの日夕方、吉祥寺営業所のエアロミディA610号車(KC-MK619J)が登場しました。これは三鷹商工会が市民を対象に募集した団体運用で、下連雀経由で東京スタジアムまで往復しました。
 筆者は事前に情報を得ていましたが、残念ながら他の所用が入り撮影できませんでした。エルガミオ200番台でさえ厳しいといわれる三鷹台通り、リエッセ専用の折り返し場という条件を中型車がクリアするという実績ができた瞬間だっただけに、惜しいところでした。

*若林営業所の一般路線、シティバス移管が完了(11/16)

 若林営業所管内の一般路線は、下61系統を皮切りに順次小田急シティバス世田谷営業所に業務委託されてきましたが、最後まで直営で残っていた梅01、歳22の2系統が16日に移管され、計画完了となりました。同時にダイヤ改正も行われます。これで若林営業所の一般路線車はすべてシティバス委託車となり、直営はルミナスを除く夜行高速線が残るのみとなります。

*新川付近に新しいバスベイ工事中(11/15)

 ●読者からの情報●若葉マークさんからの情報によると、三鷹市新川6丁目の吉祥寺通り、旧竹内運輸倉庫があった場所(マンション建設中)で、バスベイの設置工事が行われているようです。最寄りの停留所として現在、下連雀8丁目の野村病院前に新川(上り)がありますが、これが移設されるのかどうかは現時点では不詳です。新しい情報が入り次第、お伝えします。

*C6007号車の中扉に注意標識を増設(11/14)

 武蔵境営業所のノンステップバスC6007号車で、中扉が車内に開くことへ注意を喚起するための標識が、出口左右に取り付けられているのを確認しました。プラスチック板を山型に折り、赤地に白文字で扉がここまで開いてくる旨の注意書きを張ってありました。開扉についての注意書きは既に扉本体にもシールを張ってあるほか、床も黄色で色分けしてありますが、万全を期しての策となったようです。

*神代植物公園40周年カード発売中(11/12)

 いささか鮮度の落ちる話になってしまいましたが、沿線シリーズ共通カードの第5弾(1000円券)が8日に発売されました。今回は調布市の神代植物公園で、1961年に旧神代緑地を整備してオープン以来、今年で40周年。すっかり名物として定着した5000本のバラが、カードを華やかに彩っています。

*狛江から貸し出しのナロー車、吉祥寺所属の表記に(11/10)

 ●読者からの情報●毎度お世話になっております、ねこさんからの情報です。稲城市循環バス実験の補充として狛江から吉祥寺に貸し出されているD355号車(いすゞP-LR312J)は、これまでD表記のまま吉11系統などで運用されていましたが、10日になって「A355」に張り替えられたもようです。正式に吉祥寺転属となるのかどうか、詳しいことは分かっていません。なお小田急バスファン掲示板の記事では、356号車も「A」標記になったと報告されています。

*今年も発売、水曜バス環境キップ(11/7)

 都区内運賃区間で水曜日に限り乗り降り自由の「水曜バス環境キップ」(450円)が今年も発売されており、7日から来年1月30日まで通用します(1月2日を除く)。東京都の冬期自動車交通量対策の一環ということですが、神奈川県を含めた全線がいつでも乗れる一日フリーパスと50円しか差がなく、商品としての魅力は疑問が残ります。都内の営業所、案内所で購入できます。

*一日フリーパスの通用範囲、全路線に拡大(11/1)

 都区内運賃区間(東京23区と武蔵野市、三鷹市、調布市、狛江市)で発売されている小田急バス一日フリーパスが、11月1日より、同社の一般路線全線で利用できるようになります。これにより生田、町田両営業所と百合ケ丘、新百合ケ丘の案内所でも新たにフリーパスの販売を始めます。筆者のように全エリアにまたがって小田急バスを利用する人には朗報と言えましょう。

*調布市花火大会による迂回計画を発表(10/24)

 10月27日(土曜日)に行われる調布市花火大会による路線バス迂回計画が、小田急バス公式ホームページに掲載されています。それによると、調布駅北口行きの吉14系統と調35系統が16時から終車まで、甲州街道(国道20号)を迂回します(布多天神社秋祭りの時と同じ)。調布市花火大会は例年8月下旬に行われますが、今年は台風11号の襲来によって延期されていました。

*三鷹市民運動会で無料バス運行(10/8)

 体育の日恒例の「みたかスポーツフェスティバル」、今年は昼ごろまで天気が持ちこたえたため、三鷹市内各所から会場の大沢総合グラウンドまで無料バスが運行されました。このうち明星学園前10時45分発の便は武蔵境営業所のノンステップバスC6007号車が充当され、小型車ばかりの明星線では異彩を放っていました。他に三鷹駅南口、下本宿、北野からの便がありました。

*D6002のペーパークラフト、海老名で配布(10/7-8)

 神奈川県海老名市の小田急電鉄・海老名車両基地で開かれる恒例の小田急ファミリー鉄道展に、今年も小田急バスが出店し、両日先着で路線バスのペーパークラフトが配布されました。狛江で活躍するD6002号車の1/60スケールモデルで、本社の制作担当の方が一枚ずつ印刷、袋詰めした手作りの一品です。また、狛江営業所特製のバス下敷きも少量配布されました。
 というわけで筆者は、8日に海老名へ行って来ました。上記配布品は両日とも午前中で品切れとなり、小田急バスのブースではおなじみバスカードや部品などを販売していました。隣の小田急箱根高速バスは、20日に発行予定の小田急電鉄カレンダー2002年版を先行販売中でした(筆者はもちろん購入しました)。

*バス出入り口の表示を英語併記に切り替え

 海老名の小田急バス物販ブースで、路線バスの客扉外側に張る「入口」「出口」のデカールが大量に売り出されていました。これについて事情をうかがったところ、今後は国際化が重要なので英語併記のデカールに切り替えるから、日本語だけの品は不要になったとのことでした。今年の新車から既に実施しているということですが、今のところ筆者が確認したのはD611号車とD319号車のみです。

*稲城市コミュニティバスの試運転を開始(10/1)

 既に小田急バスファン掲示板でメッセージが上がっている通り、稲城市内を循環するコミュニティバス計画が策定されており、10月1日から11月30日まで小田急バスの車両を使って試運転が始まります。筆者が9月29日に町田営業所を訪問したところ、試運転に使われるエルガミオA205、A206号車(吉祥寺から借り入れ)の整備が行われていました。吉祥寺営業所ではこの補充として狛江営業所からD355、D356号車を借り入れています。

*ジブリ美術館線の運行開始記念式典(9/30)

 10月1日に開業する三鷹市コミュニティバス・ジブリ美術館循環ルート(三鷹駅〜美術館〜南浦〜三鷹駅)と明星学園ルート(三鷹駅〜美術館〜明星学園)の運行開始記念式典が、下連雀2丁目の山本有三記念館で挙行されました。会場に来たC109号車は、テープカットや花束贈呈などの後、会場前の道路で行われた「三鷹の森パレード」の隊列に合流しました。→ジブリ美術館バス乗車記参照

*新百合ケ丘駅−成田空港線の10/5開業を発表(9/26)

 新百合ケ丘駅−成田空港のリムジンバス開業日は10月5日と決まり、小田急バス公式ホームページで発表されました。かねて「路線申請中」の段階から、共同運行会社である京成電鉄との連名で車内広告を出しており、情報公開に慎重だった吉祥寺線とは対照的な経過をたどりました。運賃は片道3000円(小児1500円)、所要時間は約2時間20分としています。

*ジブリ美術館循環線で無料試乗会(9/23、24)

 10月1日に開業する三鷹市コミュニティバス・ジブリ美術館循環ルート(三鷹駅〜美術館〜南浦〜三鷹駅)の無料試乗会が、美術館仕様のC109、C110号車を使って行われました。24日の試乗会では、前記2台に赤とんぼの増備車C111号車も加わりました。→ジブリ美術館バス乗車記参照

*布多天神秋祭りで迂回運転(9/23)

 調布市の布多天神社秋祭りで、今年も23日13時から18時まで、旧甲州街道の調布駅前〜布田駅前が通行止めになります。この関係で吉14、調35、境91の各系統が調布駅北口から甲州街道へ迂回運転を実施します。

*文化園前にもジブリバスの停留所!? 実は…(9/16)

 ジブリバスの停留所はポール上に「トトロ」が鎮座しているのが目印ですが、文化園前(武蔵野市御殿山)の吉祥寺駅方面行き停留所にもトトロ付きの停留所によく似た物が建てられ、一部方面で「何でこの位置にトトロ停留所が?」と話題になりました。きょう現地に行って確認したところ、これはジブリ美術館への方角と距離を示す単なる案内板で、バス停留所ではないことが分かりました。手前の万助橋停留所では旧山岸屋ガソリンスタンドを改築してキャラクター商品の売店にする工事が進んでおり、構内にトトロ停留所も設置済みでした。

*ジブリバス、9月30日に小学生の鼓笛隊とパレード(9/16)

 三鷹の森ジブリ美術館のプレオープンイベントとして9月30日に行われる「三鷹の森のフェスティバル21」の開催要項が固まり、16日付の「広報みたか」で詳しく掲載されました(三鷹市公式ホームページではPDF版が公開中)。それによると、市立第一小学校と南浦小学校の鼓笛隊が同日10時30分に万助橋をスタート、玉川上水沿いの道を三鷹駅に向かいます。このパレードの途中、山本有三記念館前からジブリバスと阿波踊りの隊列が加わることになっています。このためパレード開始から約2時間、この道路は車両通行規制が敷かれます。

*社内野球大会は吉祥寺が優勝!(9/14)

 ●読者からの情報●信頼すべき情報筋によると、毎年恒例の小田急バス社内野球大会が三鷹市の日産厚生園で行われ、吉祥寺営業所チームが優勝しました。出場したのは各営業所単位6チームで、このうち若林営業所は本社・ガソリンスタンド部門との連合軍でした。

*トミカのミニカーは「A1111」号車(9/14)

 ミニカーのロングセラーブランド・トミカから、小田急バスなど6社の塗装を施した「路線バスセット」が発売され、筆者は銀座・博品館で2500円(税別)で購入してきました。1/130スケールの三菱エアロスターですが、社番はどうも適当に付けた感じで、実在しない「A1111」(Aは吉祥寺、1000番台は空港シャトルバスの区分)のレタリングがなされています。せめて5111にすれば、吉祥寺に実在するエアロスターが再現できるのですが…。他にジェイアール北海道バス(エアロクイーン)、国際興業、阪急バス、芸陽バス、九州産業交通タイプが入っています。

*ジブリ美術館前の停留所ほぼ完成(9/8)

 10月のオープンを目指して最後の追い込みに入った三鷹の森ジブリ美術館(三鷹市下連雀1-1)ですが、三鷹駅から美術館方面へ行くコミュニティバスの準備も大詰めを迎えています。今月初めには、美術館前に屋根付きの停留所が姿を現しました。三鷹駅行き(仲町通り経由)と明星学園前行きコミュニティバス専用で、他の一般系統は停車しないもようです。

*三鷹駅前の専用停留所も設置(9/10)

 三鷹駅南口に、ジブリバス専用の停留所が建ったのを10日に確認しました。場所は他のみたかシティバス・一般系統とは別に、ロータリー東側の焼肉店「東海苑」前に設けられ、ポール上にトトロの人形が付いているので一目で分かります。また信頼すべき情報筋によると、ジブリバスと同型の日野リエッセを使った訓練運転が、三鷹駅〜明星学園で始まりました。

*吉祥寺・狛江・若林でローテーション転配(8/30)

 小田急バスファン掲示板で皆さんから投稿がありました通り、吉祥寺・狛江・若林の3営業所間で、車両の転配がありました。300番台の新車が入った狛江から368号車が若林に転出、若林はエアロミディの605号車を吉祥寺に送り込み、吉祥寺から977号車が501号車の代替として狛江入りしました。信頼すべき情報筋によると、当初は368号車と977号車を交換する話だったところ、吉祥寺にP-LR312Jの配置実績がなかったことを考慮して変更されたそうです。
 9月1日に実地調査したところでは、A605、D977とも運用に入っており、977号車は境91系統に充当されていました。狛江の300番台新車は確認していません。

*杏林病院前にバスロケ機器設置(8/26)

 7月18日付でお伝えしたバスロケーション機器のうち、停留所側の表示装置が26日までに、三鷹市新川6丁目の杏林大学病院前停留所(両方向)に設置されたのを確認しました。市内で既に導入されている京王バス(鷹64系統)のシステムとは異なり、先発便と次発便の情報が、電光表示板に漢字で明示されるものです。26日現在の状況は表示板を紙で隠してありましたが、成田リムジンバスの広告が流れていました。(この件については三鷹市の山藤さんから情報をいただきました。どうもありがとうございます)

*小田急バスから公式発表(8/29)

 小田急バス公式ホームページに本日、バスロケーションシステム導入についての詳細記事が掲載されました。それによると、停留所の表示機器には文字表示タイプと矢印表示タイプの2種類があり、それぞれ接近中のバスの行き先、経由地、現在位置を示すとともに音声による案内も出ます。文字式は杏林大学病院前・三鷹市役所・仙川、矢印式は三鷹駅7番ポール(鷹54)、三鷹駅8番ポール(鷹52と三鷹市コミュニティバス)・新川団地中央・吉祥寺駅7番ポール(吉03)の各停留所に設置されます。

*パピヨン号、台風のため運休(8/21)

 超大型の台風11号が紀伊半島に上陸、全国的に大荒れの天候となっているため、21日発の夜行高速バス「パピヨン」は新宿発・岐阜発とも運休になりました。他の夜行系統は運転されています。

*三鷹市内でバス停の新設と改称(8/6)★一部さしかえ★

 7月5日付でお知らせした三鷹市新川の新しい停留所について7月31日、詳細が発表されました。杏林大学病院入口−杏林大学病院の中間に8月6日、「丸池公園入口」が新設されます。位置的には団地西口(アジア・アフリカ語学院前)の北側で、関係する系統は吉04、鷹55、みたかシティバス三鷹台線、調35、鷹54杏林線です(調35と鷹54は杏林病院行きのみ)。
 また同日、下連雀8・9丁目の「AST総研前」が「MCC三鷹ビル」に改称されます。関係する系統は鷹55、鷹58、吉14、境92です。
 (上記のニュースは複数の読者の方から連絡をいただきました。どうもありがとうございます)

*みたかシティバスの愛称は「赤とんぼ」(8/5)

 三鷹市が募集していたコミュニティバスの愛称が「赤とんぼ」と決まり、8月5日付の同市広報で発表されました。応募総数258件から選考した結果、市内在住の方の同案を採用。既に市民の間では「あかとんぼバス」の通称が定着しています。ちなみにここ数日、赤とんぼ次男のC102号車は検査に入っているようで、吉祥寺のA206号車が北野線に連日出動しました。

*吉祥寺駅南口に降車場増設(7/29)

 吉祥寺駅南口のムーバス乗り場(15番停留所)に、小田急バスの降車ポールが立ったのを29日に確認しました。既に25日から、夜間の南口到着便がここに着けているようです。詳しい事情は不明ですが、従来の南口(一方通行路)は狭い上に人混みがあり、安全策を採ったものと思われます。

*みたかシティバス「チョロQ」今秋発売(7/26)

 三鷹市の第三セクター企業「まちづくり三鷹」が運営するインターネット商店街「Mitaka-Mall」で、みたかシティバスのチョロQ発売が告知され、予約受付中です。2台1組で1260円(税込み、送料別)で、1人5セットまで。商品発送は9月23日以降になるとのことです。

*境21系統に亜細亜大学経由の新路線(7/23)

 松竹電鉄ホームページ管理人・境13さんの情報で5日にお伝えした情報は、やはり新路線の開通でした。境21系統・武蔵境駅北口〜桜堤団地(団地上水端)線に23日から、「アジア大学通り」(なぜか武蔵野市の道路名はカタカナ書き)を経由する便が加わります。新設される停留所は武蔵境駅側から、山中南公園、境2丁目、境5丁目、亜細亜大学、亜細亜大学北(上り便のみ)となり、団地中央からは従来と同じ経路です。これにより、武蔵高校経由の在来便もダイヤが変更されます。

*多摩川いかだレースで大奮闘!(7/22)

 夏の恒例行事となった狛江古代カップ・多摩川いかだレースに、今年も狛江営業所の有志チームが参加。水神前のスタート地点から小田急線鉄橋下流の終点まで、焼けるような日差しの下、ボンネットバスをかたどった「いかだ」が注目を集めました。
 狛江営業所は出場100チームの最終組で、狛江郵便局などとともに正午少し前のスタートでした。号砲直前に転覆してライバルのチーム総出で救援され、スポーツマンシップに拍手がわく場面も。その後も大きな船体が強風に流されて操舵に難儀し、約50分かけての耐久レースとなりましたが、運転席で手を振る「ガイドさん」の笑顔とクルーの頑張りが見物客のハートをつかんで、ひときわ大きな声援が飛んでいました。

*平成年式車も譲渡始まる、D954号車など秋田へ(7/20)

 1989年以降に導入された路線車で初の除籍となったいすゞ車3台が、秋田中央交通に譲渡されたことを確認しました。教習車扱いになっていたD954号車(狛江)、ノンステップ車に代替されたF711号車とF712号車(いずれも町田)で、秋田色に美しく塗装され、秋田市内を中心に稼働しています。一方、秋田中央交通各営業所にいた元小田急バスのいすゞCJM500グループ(昭和59年式以前)は廃車が相次ぎ、風前の灯になっています。詳しいことは後ほど小田急バス除籍車両追跡調査会のコーナーでご紹介します。

*吉祥寺でバスロケの準備始まる(7/18)

●読者からの情報●毎度お世話になっている、ねこさんからの情報です。吉祥寺営業所の路線車にバスロケーションシステム用の放送衛星(BS)アンテナが取り付けられ、18日までにほぼ完了しました。一部には基本ユニットを搭載した車両もあり、今年秋ごろから試験運行が始まるもよう。バスロケ導入路線は吉03系統(吉祥寺駅〜仙川)などが有力視されています。

*吉祥寺−羽田・成田へ、空港リムジンバス開業(7/13)

 新百合ケ丘線に続く小田急の空港リムジンバスが、吉祥寺駅−羽田空港、吉祥寺駅−成田空港の2路線にお目見えしました。関東バスおよび東京空港交通との共同運行で、羽田線には京浜急行電鉄、成田線には京成電鉄もそれぞれ加わります。
 13日朝の吉祥寺駅前での発車式は、8時発羽田行きの便で花束贈呈とテープカットが行われ、地元ケーブルテレビ局なども取材に来ていました。羽田線の専用車は観光車改造(トイレなし)グループですが、この日はセレモニーとあってトイレ付きの新車1008号車が充当されています。また、両線の時刻表を載せた記念共通バスカード1000円券が吉祥寺・武蔵境管内限定で発売されました。→関係記事

*立正佼成会イベントで各営業所の車が集結(7/8)

 毎年恒例の立正佼成会イベントに伴う世田谷地区の特別輸送が、今年も猛暑の中、小田急バスと東急バスの担当で実施されました。このうち小田急バスは、ノンステップバスを含む19台が各営業所より集められ、通常の営業では出会うことのない吉祥寺車と東急バスの並びが見られました。→関係写真はこちら

*武蔵境駅北口発の新路線登場か(7/5)

 ●読者からの情報●松竹電鉄ホームページ管理人の境13さん〈ペンネーム〉から、武蔵野市境の亜細亜大学通りに新しい停留所ポールが立ったとの情報をいただきました。武蔵境所属のC8113号車(元・狛江車)には新たに「団地入口経由武蔵境駅北口」との字幕が入ったとのことで、新路線が開設される可能性があります。詳細が判明次第、お伝えします。

*杏林大学病院付近に新停留所(7/5)

 ●読者からの情報●当ホームページ読者の山藤さんからいただいた連絡によると、三鷹市新川の杏林大学病院入口−アジアアフリカ語学院間(旧道)の途中、ファミリーマート杏林店付近に新しい停留所ポールが出現しました。7月3日現在、停留所名などは白紙のままで、「小田急バス」の表示だけはあるそうです。詳細は今後取材してお伝えします。

*CNG車251、252の社番を変更(7/1)

 ●読者からの情報●毎度お世話になっている、SHIROZOさんからの情報です。成06系統で活躍しているエアロミディのCNGバス、D251号車とD252号車が本日、それぞれD551とD552に改番されました。500番台はもともと三菱車の番号であり、変則状態が解消されたことになります。
 小田急バス私設ファンクラブの各コンテンツでも、今後は新しい車号で表記します。過去記事は順次(現551)などと注釈を付けてまいります。

*フローラ号に女性専用車(7/1)

 新宿−秋田間の夜行高速バス「フローラ」は、夏休み中(7月20日〜8月31日)の毎日、通常便に加え女性専用車が運転されます。共同運行の秋田中央交通も同様の態勢を取り、期間中のフローラ号は最低毎日2台が運行されることになります。

*三鷹市立美術館バスのデザイン決まる(7/1)

 三鷹の森ジブリ美術館(三鷹市立アニメーション美術館)の開館に合わせて新設されるコミュニティバスの車体デザインが、7月1日付の同市「広報みたか」に掲載されました。従来の「赤とんぼバス」と違って黄色がベースとなり、宮崎駿氏率いるスタジオジブリのデザインで、猫や昆虫などのキャラクターが描かれています。同広報によると、美術館行きバスは三鷹駅から約10分間隔で運行される予定です。

*バス案内所でパスネット発売(6/29)

 小田急バスの営業所と案内所で、関東私鉄各社の共通プリペイドカード「パスネット」の販売が始まりました。券種は1000円・3000円・5000円で、親会社である小田急電鉄発行のものを扱っています。なお、小田急バスはパスネットカードでは乗れません。
 筆者は29日に三鷹駅南口案内所で1000円券を購入しましたが、こちらが「パスネット」と言うと係員氏は一瞬けげんな表情で「え?バスネット…路線案内?」と逆に聞き返され、「このカードでバスは乗れませんよ」と念押しされてしまいました(笑)。

*A5111号車、狛江のCNG車と出会う(6/23)

 ●読者からの情報●毎度お世話になっている、ねこさんからの情報です。東京スタジアムの観客輸送に使う「急行」の方向幕について、武蔵境営業所に続き吉祥寺営業所でも、23日から本格的に使うことになりました。この日スタジアムに行った吉祥寺のA5111号車は、狛江シャトルの乗客が多かったため、吉祥寺行きの予定を急きょ狛江行きに変更、同車の方向幕初使用は「急行 狛江駅」となりました。狛江市内では、通常の運用では出会うことのない成06用CNG車との出会いが実現したそうです(撮影に行くんだったぁ〜)。

*CNG車燃料補給の目撃談(6/12)

 ●読者からの情報●以前の小田急バスファン掲示板の読者、Wadaさんから、世田谷区千歳台のガススタンドで成06系統用のCNG車が燃料補給をしていたのを目撃したとメールをいただきました。筆者は同系統の運用について詳しい話を聞いたことがありますが、燃料補給の時間もきちっと決まっていて、それを加味したダイヤになっています。ちなみにWadaさんは出庫運用を狙って、成06以外の経路でもCNG車の乗り心地を楽しまれているそうです。

*「箱根ベゴニア園」共通カード(6/11)

 バス共通カードの企画物として、箱根ベゴニア園をあしらった1000円券が発売されます。同園と「ひめしゃらの湯」では、このカードを持参すると、同行5名までの料金が割引になります(9月30日まで)。発行枚数は5万枚です。
 ●読者からの情報●立川バスでも「ベゴニア園」共通カードを発売しており、毎度お世話になっているねこさんから、現物をいただきました。図柄は異なりますが、同様の割引が適用されます。

*他社にはできない!? A9001号のラッピング(6/10)

 吉祥寺営業所のA9001号車(いすゞKC-LV832L)が10日、駅すぱあと(ヴァル研究所)のラッピングを施されました。3月の雑記帳でも紹介しましたが、この製品はパソコン上で鉄道だけでなくバスの運賃・路線情報も検索できるのが売り物。広告には「小田急バスにも対応!」と大書されており、まさに小田急バスオリジナルの広告と言えましょう。

*三鷹市がコミュニティバスの愛称募集(6/1-15)

 三鷹市は6月3日付の「広報みたか」で、市内3路線のコミュニティバス(北野、三鷹台、西部ルート)の愛称募集要項を発表します(一部報道機関には事前レクチャー済み)。応募資格、応募点数には制限なく、締め切りは6月15日の消印有効。採用作品には記念品が出ます。詳しいことは三鷹市ホームページ、または同市役所都市交通課(コミュニティバス愛称募集担当)へ。

*狛江4小→西和泉に改称(6/1)

 狛江市西和泉の「狛江第四小学校」停留所は2001年6月1日から、「西和泉」に改称と決まりました。関係する系統は調01(調布駅南口〜多摩川住宅)、狛01(慈恵第三病院〜狛江駅〜多摩川住宅)です。狛江第四小学校と狛江第八小学校(中和泉3丁目)が統合して和泉小学校になることに関係しているようですが、この件については狛江市公式ホームページにも記載がなく、詳細は不明です。

*成城学園前駅〜千歳烏山駅に路線新設、CNG車投入(6/1)

 世田谷区は5月15日付の広報せたがやで、小田急線成城学園前駅と京王線千歳烏山駅を結ぶバス路線の運行が6月1日から始まると発表しました。1999年12月から2000年1月まで行われた実験運行のルートが、いよいよ正式な路線として開業します。先にお伝えした小田急バス初の圧縮天然ガス(CNG)車は、狛江営業所に配属され、この路線に投入されます。
 広報記事によると、運行本数は当面1日28往復、秋ごろまでには40往復程度になる予定。運賃は一般路線と同じ大人210円、小人110円です。5月31日に無料試乗会を行った後、6月1日午前10時から千歳烏山駅前の烏山区民センター広場で運行開始セレモニーが行われ、千歳烏山発11時4分、成城学園発11時22分から営業運転開始となります。
 千歳烏山駅の乗り場に注意してください。従来の成02、吉02系統が発着する北口の旧甲州街道沿いではありません。駅東側(新宿寄り)の踏切を渡って、二つ目の信号を右に入ったところに成城行き停留所があります(実験運行のときと同じ位置です)。

*CNG車が納車になりました(5/21)

 三菱自動車製の小型CNG車が5月21日、小田急バスに納車され、調布市仙川町の本社でお披露目が行われました。エアロミディ600番台を7メートルに縮めた車体の屋根に、緑色でCNGと大書された燃料タンクが乗っかっており、遠目にもかなり目立ちます。社番は予想イラスト通りD251となっています。後日、同仕様のD252号車も狛江営業所に到着しました。(7月1日にD551とD552に改番)

*小田急バスからの公式発表で追記(5/22)

 小田急バス公式ホームページで、同系統の概要と時刻表などが発表され、報道各社にもニュースリリースが配布されました。CNG小型ノンステ車での終日運行は都内初(小型ツーステップ車は京王バス「すぎ丸」の前例がある)、両駅間の所要時間は約15分で、小田急線から京王線へのアクセスが容易になるとしています。5月31日の無料試乗会は、始発(成城6時37分、烏山7時4分)から終発(同21時20分、21時35分)まで時刻表通り運行されます。
 ちなみに同社は、当局の路線認可が下りるのを待って報道発表とウェブサイトへの情報掲載を行いましたが、少々手続きが遅れて苦労されたようです。報道資料の日付が「5月17日」と記されていることが、この辺の事情をうかがわせます。

*予定通りセレモニー実施、運行開始しました(6/1)

 6月1日午前10時より、烏山区民センターで開業のセレモニーが行われ、同日から成06系統として営業を開始しました。セレモニーの様子などは小田急バス公式ホームページに掲載されています。今回は記念バスカードの発行などはないようです。

*自治体総合フェア2000に小田急のムーバス(5/23)

 ●読者からの情報●毎度お世話になっている、ねこさんからの情報です。日本経営協会の主催で23日から25日まで、江東区の東京ビッグサイトで開かれる「自治体総合フェア2001」に、小田急バスのムーバス(境南線用)が出展されます。同フェアは総務省や全国市長会などの後援を受け、全国の自治体や関連企業・団体が展示ブースを設けるもので、ムーバスは武蔵野市のコーナーで紹介されることになっています。

*渋54系統もシティバスに委託(5/16)

 若林営業所管内の渋54系統(渋谷駅〜淡島〜梅ヶ丘駅)は16日から、小田急シティバスに業務委託して運行されることになり、ダイヤも改正されます。新しい時刻表は小田急バス公式ホームページに掲載されています。

*町田営業所にもラッピング車登場(5/14)

 ●読者からの情報●町田発路線バス」管理人・きょうすけさんからの情報で、町田のF7140号車(いすゞU-LV318L)に食用油メーカーのラッピングが施されたことが分かりました。町田発路線バスのサイトには、鶴26系統で運用中の同車の画像が紹介されています。

*住宅火災で吉05、調35系統など大幅遅れ(5/12)

 ●読者からの情報●当サイトの読者、櫻井さんからの情報です。12日午後5時ごろ、三鷹市中原の都営中原三丁目団地で火災が発生、中原三丁目交差点から中仙川西原付近までが通行止めとなったため、路線バスのダイヤが大幅に乱れました。関係する系統は鷹54(三鷹駅南口〜晃華学園東)、調35(調布駅北口〜杏林大学病院)、吉05(吉祥寺駅〜杏林大学病院〜調布駅北口)などです。
 櫻井さんによると、杏林大学病院に到着できなかった調35の車両が、中仙川西原のT字路で方向転換するなど苦心の運用があったようです(狭い路地でも入れるところは、さすがエルガミオ300番台車)。
 ちなみに、このとき吉05運用中で火事に遭遇した運転士さんは、その前の吉02(吉祥寺駅〜千歳烏山駅)乗務中にも軽ワゴン車の単独事故で40分近く足止めを余儀なくされたとのこと。どうも、ついていない一日だったようです。

*通行止めについての追記(5/21)

 上記の記事で吉05も関係系統に含めましたが、当日の調35系統を担当していた運転士さんから「吉05系統は通行止めには全く関係ない」との指摘をいただきました。吉05のルートが通行止め区間になったわけではないので、この記述は訂正します。調35と鷹54は東町3丁目で1時間足止めされ、同停留所の交差点で方向転換して、晃華学園、西原、野ケ谷経由で回送したそうです。(情報ありがとうございます)

*CNG使用の新車、間もなく登場(5/9)

 小田急バス公式ホームページによると、低公害の圧縮天然ガス(CNG)を燃料とする新車が間もなく登場します。トップページには「D251」と社番の付いた、7メートル級とみられるCNGバスのイラストが掲載されています。当・私設ファンクラブにも確度の高い関連情報が複数寄せられており、近日中に詳しいことをお伝えできそうです。

*よみうりCC特送、今年も全営業所から動員(5/3-6)

 稲城市の東京よみうりカントリークラブ(6387ヤード、パー72)で開催された女子ゴルフトーナメント、ニチレイ・ワールドレディースの観客輸送で、今年も同CCと新百合ヶ丘駅・稲城駅間の無料直行便が会期中運行されました。車両は小田急バスの全営業所から動員されました。
 筆者は最終日の6日に取材し、新百合ケ丘線にA5117、B507、C8194、D5108が入っているのを確認しました。吉祥寺から応援に出ていた運転士さんの話によると、前半は波動用のD955号車を出していましたが、満員乗車時に平尾浄水場の坂を登るのがきつかったので、出力の高い車に変更したそうです。吉祥寺車は取材終了後、稲城線もこなしていました。

*座席の背面に「走行中の移動は危険」ステッカー(4/29)

 「走行中、座席の移動は危険です」と注意喚起するステッカーを、小田急バスでも座席の背面に張るようになりました。現在のところE708(生田)、D316(狛江)、A5111(吉祥寺)で実施済みであることを確認しています。

*高速バスシリーズ共通カード・岐阜編(4/27)

 高速バスシリーズ共通カードの最後を飾る岐阜編(額面5000円)が発行されました。岐阜といえば長良川の鵜飼。鵜匠が漁をしている写真に、「赤々と川面に映る/かがり火が/彩り添える岐阜の旅」のキャッチフレーズと、パピヨン号の画像を配しています。

*生田の7000番台にLED方向幕改造車(4/22)

 E9009号車などに導入された発光ダイオード(LED)使用の行き先表示器が、在来の字幕車にも改造で取り付けられ始めました。最初に確認したのはE7101号車とE7103号車で、信頼できる情報筋によると、30台ほどが改造対象になっているようです。

*那覇交通に元小田急のいすゞ車9台が健在(4/16)

 沖縄県の那覇交通に、狛江、生田、武蔵境から合計9台のいすゞP-LV314Lが譲渡され、元気に活躍していることを確認しました。また那覇空港のトランジット用に、武蔵境、吉祥寺、町田から同じくLVが3台導入されていることも判明しました。
 このうち那覇交通の旧C936と旧E929の2台は、屋根にベンチレーターがないのを発見。皆さんに情報提供をお願いしておりましたが、17日の実車調査で疑問が解決したことをご報告します。ベンチレーターは送風機ともども撤去され、跡は鉄板でふさがれていました。情報をいただいた方々、ありがとうございました。
 詳細は「小田急バス除籍車両追跡調査会」のページをごらんください。

*吉祥寺、エルガミオ中型車の活躍範囲広がる(4/15)

 16日実施の吉11系統(吉祥寺駅〜明星学園)ダイヤ改正で、小型車200番台に加え、これまで杏林線専用だった300番台の車両も定期運用に入ることになりました。これに先立つ15日には、吉13系統(吉祥寺駅〜牟礼団地)にもA311号車が使用されました。

*開成町のイベントでバス展示とグッズ販売(4/14)

 神奈川県足柄上郡開成町の開成駅前第2公園オープニングイベント「ロマンスカー in the パーク『運転手は君だ!』」で、小田急バス関連商品の販売と路線バス展示が行われました。この公園の目玉は小田急電鉄3100系電車(ロマンスカー)先頭車1両の保存・展示で、小田急グループ各社がイベントを共催したものです。
 筆者はオープニングセレモニーの状況を見に行ってきました。小田急バスは吉祥寺営業所のA206号車を展示、運転席に座って写真が撮れるサービスがありました。道路使用許可の関係でメイン会場から少し離れた位置に置かざるを得ず、最初は人影もまばらでしたが、次第に子供たちやマニアのお兄ちゃんたちが集まっていました。他に神奈川中央交通、箱根登山鉄道、江ノ島電鉄が電車・バス商品などを販売していました。

*エアロミディ観光車を全廃(4/8)

 今年1月に車検を受けたばかりの2010号車(三菱U-MM526H、4年式)が、ナンバープレートを外された状態で、吉祥寺営業所の片隅に留置されているのを8日に確認しました。構内で作業中の運転士さんにうかがったところ、2010号車を含むエアロミディ観光車4台は、3月末をもって全営業所で除籍となったそうです。これにより小田急バスの観光車からは中型がなくなり、すべて定員48人以上の大型車となりました。

*吉祥寺のラッピング車が増加(4/1)

●読者からの情報●吉祥寺の事情通・ねこさん、三鷹市の山藤さんからいただいた情報によると、吉祥寺営業所のラッピングバスが4台に増えました。昨年から稼働しているA8140号車に加え、A202(国民文化祭とちぎ)、A6009、A6010(エイブル)の各車にラッピングが施されています。エルガミオ7メートル車のラッピングは初めてです。

*「飛行場入口」停留所を統合(4/1)

 三鷹市大沢と調布市富士見町の境界付近に位置する「飛行場入口」停留所が4月1日、隣接の大沢コミュニティセンター停留所に統合されました。関係するのは境91(武蔵境駅南口〜狛江駅)系統です。

*三鷹と横浜で停留所名変更2件(4/1)

 停留所名の由来になっている施設の改組・改称に伴う停留所名の変更が2件あります。鷹58系統の「船舶技研前」(三鷹市新川)は、国土交通省船舶技術研究所が独立行政法人海上技術安全研究所となったため、「海上技研前」と改称。柿20、柿21、鶴06系統の「トキワ松短大前」(横浜市青葉区鴨志田町)は、トキワ松学園横浜美術短期大学が校名から「トキワ松学園」を外したため、「横浜美術短大前」に変更します。

*みたかシティバス大沢線が開業(3/30)

 2000年の雑記帳でお知らせしたみたかシティバス西部ルートが3月30日、開業の運びとなりました。武蔵境駅南口から武蔵野赤十字病院(構内)〜東野住宅〜山中住宅〜三鷹市役所を通り、調布飛行場まで行って武蔵境駅に戻ります。時刻表など詳しい情報は三鷹市ホームページに掲載されています。30日午前11時からは大沢コミュニティセンターで記念式典が行われますが、筆者は勤務のため、今回はリポートなしです(笑)。開業に先立つ28、29の両日、恒例の試乗会も行われました。

記念バスカードについて補足(3/30)

 開業に先立って、西部ルート運行開始記念バスカード(1000円券)が発売されました。初代あかとんぼバスC101号車のイラストに、西部ルートの路線図を配した図柄です。武蔵境営業所と管内の案内所、バス車内で購入できます。

*調布飛行場終点をターミナルビル前まで延長(3/30)

 調布飛行場のターミナルビル完成によって、三鷹駅〜調布飛行場線(鷹58、鷹51)は飛行場ロータリーまで路線を約400メートル延長し、運行を始めました。みたかシティバス大沢線と同様、大沢五丁目、大沢グランド入口(旧・調布飛行場)で乗降できます。

*「多磨墓地前」駅名変更でバス停も改称(3/28)

 西武鉄道は同社ホームページで、多摩川線の多磨墓地前駅を「多磨」(たま)駅、北多磨駅を「白糸台」(しらいとだい)駅にそれぞれ改名すると発表しました。小田急バスで影響があるのは鷹52系統(三鷹駅〜車返団地)の多磨墓地駅前停留所で、3月28日に「多磨駅前」と改称。これに先立ち、同駅前ロータリーの整備完了に伴って「多磨墓地前駅」停留所が10日付で新設されましたが、「〜駅前」と「〜前駅」で別地点になるという、例によって非常にまぎらわしい状況です。

*稲城、調布地区の3系統でダイヤ改正(3/27)

 稲11、稲12系統(稲城駅〜長峰〜若葉台駅)と調01系統(調布駅南口〜多摩川住宅)のダイヤがこの日改正され、4月4日付で小田急バス公式ホームページに時刻表が掲載されました。ちなみに同ホームページの表紙は久々に画像を更新、三鷹市屈指の桜並木として有名な国際基督教大学構内を、境93系統のバス(おそらくC8174号車)が走っているシーンになっています。

*三鷹駅前案内所のカード販売機が新型に(3/27)

 JR三鷹駅南口の案内所に設置してあるバス共通カードの自動販売機が、新型機に交換されているのを27日に確認しました。従来の緑色基調から白色のケースに変わり、2000円札に対応しています。

*24時間ストは今年も回避(3/23)

 私鉄総連に加盟する首都圏の民営バス労組は、3月23日に24時間ストライキを構えて労使交渉を行いました。小田急バスはストを回避し始発から平常運行されています。関東地方で時間切れスト突入となった鉄道・バス会社は1社だけでした。

*みたかシティバス明星学園線は10月開業へ(3/23)

 2001年10月、三鷹市下連雀1丁目(井の頭公園西園内)に市立アニメーション美術館(仮称)が開館するのに合わせて、三鷹駅から同美術館方面へ行くコミュニティバス2系統の計画が進んでいます。「市報みたか」によると、1系統は駅南口から玉川上水沿いの道を万助橋に出て、明星学園入口から明星学園折り返し場まで行く明星学園ルート。もう1系統は明星学園入口からそのまま狐久保交差点まで行き、あとは鷹63系統と同一ルートで三鷹駅まで戻ってくる美術館循環ルートとなっています。ついに「みたかシティバスは必ず市役所を通る」の法則が崩れることになりました。

*東京スタジアムのオープニングで臨時便(3/10)

 東京スタジアムでJ1リーグの試合などが行われるのに対応し、吉祥寺・三鷹・武蔵境・狛江・多磨墓地前の各駅から臨時バスの運行が始まりました。FC東京Vs東京ヴェルディの試合が行われた10日、小田急バスは全営業所から路線車を動員し、12時半ごろから最短10分間隔でピストン輸送を実施。特に三鷹・武蔵境線は軒並み満員となり、余裕があった多磨駅シャトル用の生田車が急きょ武蔵境へ回るなど弾力的な運用が行われました。詳しくは東京スタジアム・シャトル便の記録をごらんください。

*「駅すぱあと」に小田急バス情報搭載へ

 鉄道・バスの路線・運賃早わかりソフト「駅すぱあと」を開発・販売するヴァル研究所は3月2日、小田急バスと神戸市営バス情報を追加し、春の大手私鉄ダイヤ改正に対応した「駅すぱあと」「駅すぱあと バージョンアップ 2001年4月」を4月14日(土)に発売すると発表しました。小田急バスでは、収録路線数150路線、停留所は750カ所のデータが入るとのことです。Windows版とMacintosh版があります。

*町田にLED方向幕の新車、代替で2両除籍へ(3/4)

 ●読者からの情報●ミッチーさんからの連絡によると、町田営業所にこのほど配属されたF6016号車(三菱KL-MP37JK)で、従来の方向幕に代わり発光ダイオード(LED)利用の行先表示器が採用されました。F6015号車もいるとのこと。一方、この2両が入ったことにより、富士重工7Eボディーの初期車F711、F712号車が除籍され、羽後交通へ譲渡されるもようです。(秋田中央交通であるとの情報もあり、取材続行中です)
 ※追記=結局、譲渡先は2台とも秋田中央交通でした。

*深大寺だるま市で特別輸送態勢(3/3-4)

 早春恒例の深大寺だるま市が今年も3月3、4の両日行われ、土日に当たって混雑が予想されたため、現地への路線を管轄する吉祥寺、武蔵境両営業所は特別輸送態勢を組みました。吉祥寺駅、三鷹駅から深大寺までの便を増発するとともに、周辺道路の交通整理にも協力しました。
 信頼すべき筋によると、この準備のため2日、A201号車が応急車として出動。トラックの代わりよろしく、臨時バス停のポールや脚立などを積み込んで、吉祥寺営業所と深大寺を往復しました。
 筆者は4日、取材に行きました。この日は朝方から強い雨で参拝客の出足が鈍く、両営業所の応援部隊は、昼過ぎにいったん撤収。ところがその直後から晴れ間がのぞく状況となり、次第に人出が多くなってきたことから、吉祥寺の部隊が再び深大寺に呼び戻されました。
 このほか京王バスも、通常は小型車で運行している調34系統(調布駅北口〜深大寺)に、旧京王帝都電鉄から引き継いだいすゞLV大型ワンステップ車を投入していました。

*仙川の本社で火災訓練、エルガミオ出動(3/1)

 ●読者からの情報●信頼すべき筋によると、調布市仙川町の小田急バス本社でこの日、火災訓練が実施され、吉祥寺営業所のA206号車が使われました(方向幕は「小田急」)。折り返し場にバスと消防車を据え付け、バスに放水、非常口を開けて負傷者救護の演習が行われたそうです。

*D955号車、三鷹高校臨時増発便で活躍(3/1)

 吉祥寺に常駐している予備車D955号車が、三鷹高校〜仙川間の臨時便で営業に入りました。雨天により仙川方面へのお客さんが定期便に乗り切れないための増発措置で、方向幕は「小田急」表示、停留所案内は肉声放送でした。同便を担当した運転士さんは「直通運転なので学生さんは大喜び」と語っていました。

*境91系統に「浄水場」停留所を新設(3/1)

 調布市富士見町の天文台通りに「浄水場」停留所が新設されました。関係するのは境91系統(武蔵境駅南口〜狛江駅)。位置は萩の原住宅前と上石原の間で、萩の原住宅前停留所は30メートルほど移設されました。

*運賃箱の新500円玉対応改造始まる(2/25)

 ●読者からの情報●信頼できる情報筋によると、長らく新500円硬貨が使えなかった小田急バスの運賃箱も、やっと対応工事が始まる見通しになりました。2月下旬から順次改造を開始し、外観には特に変化がないそうです。ちなみに2000円札の扱いについては新しい情報が全くありません。

*公式サイトに吉祥寺/武蔵境の路線図掲載(2/24)

 小田急バス公式ホームページに、吉祥寺・武蔵境両営業所管内路線図のPDFファイルが掲載され、ダウンロードできるようになりました。三鷹駅の乗り場などに掲示してある路線図を参考にしながら、ホームページ管理を担当する総務部が手作りで作成したもので、担当者の方は「(分かりやすさの)違いを見比べてみてください」とコメントされていました。ムーバス境南線(別ファイルで提供)を除く両営業所の路線と、同エリアに入ってくる狛江営業所の成02、境91系統が記載されています。

*三鷹シティバス三鷹台線にもエルガミオ(2/20)

 ●読者からの情報●三鷹市の山藤さんからいただいた連絡によると、エルガミオが入らないと思われていた三鷹市コミュニティバス三鷹台線でも20日午前、A202号車が代走しました。方向幕は「小田急」表示で、車内放送は運転士の肉声。北野線にはC101号車が充当されていましたが、午後には車両交換が行われ、A202号車は北野線に入ったとのことです。(情報ありがとうございました)

*三鷹シティバス北野線でエルガミオ代走(2/17-18)

 三鷹市コミュニティバス北野線は17、18の両日、専用車であるC101号車の車検入場に伴い、吉祥寺のA206号車が代走しました。読者の方から情報をいただき、筆者も18日に確認しました。A206号車を武蔵境営業所に届けた運転士さんの話によると、帰りは武蔵境に検査入場していた吉祥寺の観光車を引き取って行かれたそうです。

*東京スタジアム内覧会でシャトル便(2/10-12)

 JリーグFC東京のホームグラウンドとして今春オープンする東京スタジアム(調布市西町)の内覧会が10日から12日にかけて行われ、小田急バスはJR三鷹駅から同スタジアムまで、観光車によるシャトルバスを運行しました。経路は三鷹駅から八幡前〜大成高校〜航研前(東八道路)大沢〜萩の原住宅、甲州街道経由で東京スタジアムまで。12日の車両は「エレガンス50」の2309(武蔵境)、私設ファンクラブ車両図鑑でも取り上げた2551(吉祥寺)のほか、2305(生田)も応援に来ていました。

*杏林大の入試で吉祥寺駅から臨時直行便(2/10)

 三鷹市新川の杏林大学保健学部で10日と11日が入試となったため、吉祥寺営業所は両日、同大学と吉祥寺駅を結ぶ直行便を運転することになりました。10日はA5128号車などが「小田急」の幕で運用に入り、みたかシティバス用の大学病院構内ロータリーで折り返す形で、満員の受験生を乗せて走っていました。11日はさらに輸送人員が多くなるため、通常の路線車(A8140号車など)のほか、調35系統のエルガミオ、さらには教習用のD955号車まで総動員して需要にこたえるそうです。

*沿線シリーズ共通カード「北沢川緑道公園」(2/9)

 沿線シリーズ第4作となる「北沢川緑道公園」(世田谷区)バス共通カードが発売されました。北沢川の流れを生かし、東西に細長い同公園は「ユリの木公園」の名で親しまれており、カードは春らしく桜の写真を使っています。1000円券で、小田急バス各営業所・案内所で購入できます。

*銘板が1枚多い!? C8101号車(2/7)

 2月7日、鷹63系統の運用に入っていた武蔵境営業所のC8101号車(いすゞU-LV324L、4年式)で、前扉のあたりが少々違う雰囲気になっているのに気付きました。よく見ると、型式や製造番号などを記した本来の銘板2枚の横に「富士○重工」(○は、中に「フ」をデザインした富士重工業のロゴ)のプレートが張り付けてありました。おそらく担当運転士カスタム仕様と思われますが、いつから張ってあるかは不明です。

*町田のノンステ車が映画に登場(2/3)

 フジテレビ番組からの見たまま情報。2月10日から新宿・東映パラス2で公開される映画「東京★ざんすっ」(つんく制作総指揮、松尾貴史監督作品)に、町田の三菱ノンステップ車が使われています。F6011〜6013号のいずれかで、JR阿佐ヶ谷駅付近でロケをしたからか、「本日もアサキューバスをご利用いただき、ありがとうございます」などというアナウンスも聞こえました。

*ケータイのストラップに小田急バス(2/3)

●読者からの情報●有限会社ロックフォート・齋藤さんからのメールによると、同社は近く「路線バス携帯ストラップシリーズ(小田急バス)」を発売します。小さなバスの立体パーツがついて、紐部分が「吊革」の形をしているそうです。詳しくは同社(電話047-357-8910)へ。

*国領駅ロータリーに境91系統が乗り入れ(2/1)

 京王線・国領駅南口のロータリーがこのほど完成し、境91系統(武蔵境駅南口→狛江駅)がこの日から、下り便に限り立ち寄ることになりました。時刻も若干変更されたようです。

*麻生不動だるま市で今年も増発(1/28)

 川崎市麻生区の麻生不動で恒例のだるま市が行われ、最寄りの路線である柿22系統(柿生駅北口〜桐蔭学園)が今年も増発されました。例年は同系統に入るバスの前面に「ダルマ市」の横断幕を掲げるところ、今年は掲示がありませんでした。「前日の大雪の対応で、それどころではなかったんだろう」という声も聞かれましたが、利用率は非常に高く、市ヶ尾線も含めどの便も満員で出発していきました。

*まだ健在!元吉祥寺のA660(1/27)

 東海バスに譲渡された元吉祥寺営業所のA660号車(富士重工−三菱K-MP118M)は、昨年夏ごろ廃車のうわさが一部で流れていましたが、伊東営業所で現役であることを確認しました。写真はこちらに掲載しました。

*下61系統用車両8台をシティバス移管(1/21)

 小田急シティバスに運行が委託された下61系統用として、若林営業所の8台(いすゞ5台、三菱3台)が同社に移管されたもようです。外観上は他の小田急バスと変わりませんが、運転席に小田急シティバスのロゴマーク(赤地に白文字で「OCB」)が掲示されています。21日の取材でB381、B364(旧狛江車)、B506号車などが稼働しているのを確認しました。

*みたかシティバス三鷹台線、杏林大構内乗り入れ(1/22)

 昨年12月14日の雑記帳の続報です。三鷹市新川6丁目の杏林大学病院構内ロータリー完成により、みたかシティバス三鷹台線(三鷹駅〜市役所〜三鷹台駅)は22日の始発から、同構内に乗り入れることになりました。新設停留所名は「杏林大学病院」です。
 これにより病院の周りには、杏林大学病院入口、杏林大学病院前、杏林大学病院と3つの停留所がそれぞれ別地点にできるという、実に紛らわしいことになってしまいました。しかも「杏林大学病院前」を終点とする調35、吉04、鷹54各系統の方向幕は「杏林大学病院」で、「杏林大学病院」停留所は通らないのですから、地元民でさえ混乱しそうな状況です。新道・旧道経由の問題もそうでしたが、いかにも行き当たりばったりの感はぬぐえず、もうちょっと何とかしてほしいと思います。
●読者からの情報●地元在住の若葉マークさんから17日、同所にバス用ポールが建てられたとの情報をいただきました。どうもありがとうございました。

*下61系統をシティバス移管、時刻も改正(1/16)

 昨年11月に速報した下61系統(北沢タウンホール〜代沢十字路〜駒沢陸橋)の小田急シティバス移管が、16日から実施されることになりました。同時に時刻も改正され、朝晩に若干増発が行われるほか、昼間は10分間隔のパターンダイヤに改善されます。
 というわけで筆者は14日、小田急バス運転士が担当する下61系統の乗り納めをしてきました。三軒茶屋の歩行者天国で残念ながら代沢十字路止まりでしたが、若林では貴重品になってきたエアロスターB506号車に乗れました。代沢十字路まで行ったらそのまま入庫する便で、運転士は「バスに乗ってここ(北沢タウンホール)に来るのはこれで最後」と感慨深げでした。

*宿44系統の方向幕を一部変更(1/15)

●読者からの情報●毎度お世話になっている、ねこさんからの情報です。宿44系統(新宿駅西口〜武蔵境駅南口)の方向幕は「日赤前経由」と表示されていましたが、昨年の病院構内乗り入れに合わせて「武蔵野赤十字病院経由」と書かれたものに順次変更され始めました。15日にエルガミオ200番台車3台分を交換、残り3台も間もなく新しい幕になります。

*D955号車、狛江から再び吉祥寺へ−表記変更はなし(1/15)

●読者からの情報●こちらもねこさん情報です。吉祥寺営業所管内で教習車として使われていたD955号車(いすゞP-LV314L、元年式)は一時、狛江営業所に戻っていましたが、最近再び吉祥寺に来ました。今後、吉祥寺に常駐し必要に応じて使用されるとのことですが、営業運転には入らないそうです。車体表記もDのままです。

*朝日町二丁目→東京外国語大学前に改称(1/1)

 府中市朝日町の関東村跡地に東京外国語大学キャンパスが完成したのに伴い、最寄り停留所である朝日町二丁目は、東京外国語大学前と改称されます。関係系統は鷹52(三鷹駅〜車返団地、朝日町三丁目、朝日町)です。


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